睡眠不足で増加する脳内物質とその悪影響

睡眠不足になるとある脳内物質が増えると言いますが何でしょうか。
悪影響を及ぼすと言われる物質をご紹介します。

記憶力を低下させるアミロイドβ

睡眠不足は、様々な健康被害を引き起こします。
夜眠れない事で日中眠くなり仕事や勉強ができなかったり、血圧の低下や頭痛、食欲不振など数えたらきりがありません。
そんな脳内物質で有名なのがアミロイドβです。
アミロイドβは、タンパク質の一種で睡眠不足により分泌されるようになり記憶を司る脳内の海馬という場所の機能低下を引き起こすと言われています。
つまり、睡眠不足が原因で記憶力が低下するようになってしまうのです。
アルツハイマー病とも深い関係があると言われているアミロイドβですが運動を行うとアミロイドβを分解する酵素が出ると言われています。
運動は睡眠不足解消にも有効ですのでβアミロイドを蓄積させない為にも行って下さい。

体重を増加させるグレリン

睡眠不足は、体調不良や記憶力を低下させるだけではなく太りやすくなる物質まで脳内に分泌させてしまいます。
それがグレリンという物質です。
グレリンは、食欲増強や血糖値上昇の働きがあるホルモンで眠れなくなることで分泌されます。
睡眠不足の人は、睡眠を充分取っている人に比べるとグレリンが分泌されることによって食欲が増してしまうのです。
その結果、睡眠不足の場合だと太りやすくなるというデータがあります。
十分睡眠が取れている人は、レプチンという食欲を抑えたり基礎代謝を上げるホルモンを分泌しています。
グレリンとは逆の働きがあるため、良く寝ることが肥満リスクを下げることに繋がるのです。
ダイエットには夜寝ない方が良いと思っている人もいるかもしれませんが、ホルモンからいうと逆の影響しか出ないのです。

カンナビノイドでメタボに

睡眠不足になると、普通に分泌されている脳内物質が過剰に分泌されることがあります。
それがカンナビノイドです。
カンナビノイドは、普通に分泌されている時は、痛みや苦痛を緩和したり、幸せな気持ちを起こさせ食欲も出すとても良い脳内物質です。
適量ならば全く問題ないのですが、睡眠不足になるとカンナビノイドは過剰に分泌されてしまうのです。
このカンナビノイドがたくさん出る事によって夜遅くにも空腹になることがあるのです。
夜中もお腹が減り食べてしまうと、更にその性で眠れなくなり悪循環に陥ってしまいます。
夜は新陳代謝や消化も悪くなっているので太りやすくなり胸やけや胃痛を起こしやすくなります。
しっかりと夜寝ることでカンナビノイドの過剰分泌を防ぐ事ができます。

睡眠不足改善の効果が期待できるミネラル

辛い睡眠不足の症状がある人はミネラルを取ると良いと言われています。
睡眠不足改善に効果が高いミネラル成分とはどんなものでしょうか。

睡眠不足改善とカルシウム

睡眠不足には原因が色々ありますが、その中でもミネラル成分が不足していることで起こる場合もあります。
逆に言うとミネラル成分を摂取すれば睡眠不足解消にも繋がりますので積極的に補うようにして下さい。
ミネラルの中でも一番睡眠不足と関係が深いと言われるのがカルシウムです。
カルシウムは精神を安定させ入眠しやすくなるミネラル成分として有名です。
西洋では古くから寝る前にホットミルクを飲む事が一般的で、これもカルシウムを補って入眠しやすくする知恵になります。
牛乳の他にも、カルシウムは、ヨーグルトやチーズ、いりこやひじき、切干大根や大豆に多く含まれます。
これらの食品を意識して摂取することでカルシウムが摂取されミネラル不足による睡眠不足も解消されます。
気持ちよく入眠できれば、気持ちよく起きる事もできます。
精神の安定と健康の為にもカルシウムを取ってぐっすり眠って下さい。

鉄分不足で目が覚める?

大幅に睡眠不足改善を行いたい方におすすめなのが鉄分です。
鉄分はミネラル成分の中でも代表的な存在で、女性で鉄分不足になり貧血を起こしてしまう方がたくさんいます。
一説には女性の睡眠不足の場合、鉄分不足が関係している事も多いようですので積極的に摂取してください。
男性に比べると女性は夜中に目を覚ますことが多いようです。
男性はアルコールなどを飲む事が多いのでそれらも関係していますが、夜何度も目が覚めるなら鉄分が不足している場合が考えられます。
鉄分を取ればだんだん目が覚める回数が減って行きます。
手軽に摂取できるものとしてはほうれん草やレバーなどを食べると良いです。
好き嫌いがあるので、どうしてもほうれん草やレバーが苦手ならサプリメントや栄養ドリンクで鉄分を補って下さい。

銅が含まれるものも積極的に食べる

銅も積極的に食べると睡眠不足解消に効果が高いと言われています。
銅不足の人は意外と多く、男女を問わず1日の摂取量が足りてないことがほとんどです。
銅が足りていないと入眠するまでの時間が長くなりなかなか寝付けないという事が起こります。
なかなか寝付けないと眠りが浅くなって何度も夜中に起きる原因にもなります。
銅を含むものには貝のかきやロブスターがありますが、毎日食べるのは難しい食品です。
ゴマや豆腐等も銅が含まれていますし、ナッツ類も比較的銅が入っています。
これらの物を毎日少しずつでも食べることで銅不足解消になり睡眠不足も解消されます。

しかし、銅過剰症には気をつけてください。
何事も、適量が大切です。摂り過ぎれば良いということはありません。

太陽の光を浴びて睡眠不足を解消!体内時計と睡眠不足の関係

睡眠不足の人は、太陽の光を浴びると良いという話がありますが本当でしょうか。
なぜ、太陽光を浴びると睡眠不足解消によいのでしょうか。

睡眠不足と体内時計

睡眠不足の人の特徴として夜元気で朝眠たそうにしていることが多いです。
なぜなら、朝目が覚めていない状態だからです。
これは、人の体の中の体内時計が狂ってしまっているからです。
体内時計が狂うと朝は眠たく、目が覚めてくるのは昼ごろで集中力もありません。
夕方ころになるとだんだん元気になり夜皆が寝る頃はすっかり目が冴えているため眠れず睡眠不足になります。
この状態が長く続くことで体に不調をきたしたり、普通の学校や会社での生活が上手くいかなくなる原因になるのです。
それを防ぐのに良いと言われるのが太陽の光です。
朝の太陽を浴びると人はだれでも気持ち良いと感じます。
太陽の光を朝しっかり浴びることで体内時計がリセットされると言われているのですから実践してみてください。

太陽光で体内時計をリセットする

太陽光を浴びると体内時計がリセットされ目が覚めると言われていますがなぜでしょうか。
人は、太陽の光を浴びることで朝だということを体内が認識します。
体内が光を感じることでセロトニンという物質が分泌されると言われているのです。
この物質が体内で分泌されることで脳が目を覚まし、しっかりと記憶したり体を動かせるようになるのです。
体内時計が狂ってしまって睡眠不足になっている人でも太陽光を浴びてセロトニンを分泌させれば昼活発に行動できるようになります。
昼間、ちゃんと目を覚まして動けば自然と夜眠れるようになるので睡眠不足も解消します。
できれば、軽い運動をしたり消化の良い食べ物を食べたりと他の事も太陽光を浴びることと併用して行って下さい。

毎日繰り返すことで夜眠れるようになる

睡眠不足になっている人には夜寝る時間が日によって違うことがあります。
仕事だったり、用事があったり人によって予定があるのも判りますが、できれば夜寝る時間はだいたい同じようにすると良いです。
もしも、どうしても寝る時間が不規則なったら、朝起きる時間を同じにして下さい。
例えば朝6時に起きると決めておきます。
朝、6時に起きる習慣を体が覚えれば体内時計がそのことに慣れてきます。
体が慣れると平日の仕事の時はもちろんですが、休みの日も自然と起きれるようになるのです。
そして朝決まった時間に起きたら太陽の光をしっかり浴びてください。
薄暗いカーテンで閉め切った部屋で起きても体内時計は作動してくれません。
太陽光を浴びる習慣を付ける夜ぐっすり眠れるようになります。